第二十六章 外国人を讃嘆させた日韓併合



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 李氏朝鮮は、王族専制による近代化を志向し、1898年に「光武改革」を実施したが、光武改革について、イギリスの旅行家イザベル・バードは、著作「朝鮮紀行」の中で次のように述べている。「朝鮮人官僚界の態度は、新体制にとって全く不都合なもので、光武改革の一つ一つが怒りの対象になった。官吏階級は、改革で搾取や不正利得が最早できなくなると見ており、五万といる役人や居候(いそうろう)の取り巻きとともに、全員が”私利私欲と言う最強の動機”で結ばれ、改革には反対していた。政治腐敗は、京城(ソウル)が本拠地であるものの、どの地方でも首都と同質の不正が蔓延(はびこ)り、勤勉実直な階層をしいたげて私腹を肥やす悪徳官吏が跋扈(ばっこ)していた。このような堕落し切った朝鮮の官僚制度の浄化に日本は着手したのであるが、これは困難極まりなかった。名誉と高潔な精神は、あったとしても何世紀も前に忘れられている。公正な官吏の規範は存在しない。日本が改革に着手したとき、朝鮮には階層は二つしかなかった。盗む側と盗まれる側である。そして、盗む側には官界をなす膨大な数の人間が含まれる!搾取と着服は、上層部から下級官吏に至るまで全体を通じての習わしであり、どの職位も売買の対象になった」バードの記述で、李氏朝鮮が信じがたいほど腐りきった政権であり、支配者や役人は、末端に至るまで私利私欲にのみ奔走する集団であったことがよくわかる。腐り切った政権下で喘ぎ苦しむ韓国民衆のために、日本人は、この絶望的な状況の打開に乗り出したのであるが、現在の韓国人は、韓国人が単独でできた近代的な改革を日本人が妨害したと主張するのである!韓国人の穢れたねつ造体質を永遠に記念しするために、韓国の歴史教科書をユネスコの世界遺産に登録する必要があるのだ。


 1929年にカーネギー財団から派遣されたアメリカ人記者は、「日本は併合以来19年にして数百年間停滞状態にあった朝鮮と近代文明国との渡し橋をかけてやった。朝鮮人の苦しみはあるかもしれないが、日本は膨大な利益を朝鮮半島にもたらしていることは確かである」「李氏朝鮮よりも日本統治によって朝鮮民族は救われている」と断言している。


 日韓併合前の韓国を訪れたダレ神父の「朝鮮事情」によると、「韓国の水はまずく、水が原因でかかる早老病はじめとした様々な水土病の原因になっている」と記している。現在韓国人は、韓国はどこへ行っても生水を飲める水のきれいな国であることを自慢しているが、それは韓国人の祖先の働きによるのではない。日本人がなしたのだ。韓国人の祖先は、何もしていないのだ!台湾人黄文雄の著「韓国は日本人がつくった」には「韓国に近代的な医療制度が導入されたのは日本統治時代からで、総督府が設立した大韓医院は、その後京城帝大付属病院となり、朝鮮半島の近代医療の中心的な存在になった。日韓併合が始まった1910年から各海峡都市と国境都市で厳しい防疫、検疫を実施したために、コレラ、天然痘、ペストなどの大流行は1920年が最後となり、乳児の死亡率が激減した。その後金州、青洲などの都市や市町村まで医療制度が確立され、医師の養成と疫病の防止に全力が注がれた。更に日本の天皇が授けた150万円の下賜金で済生会が作られた。身分制度の廃止とともに賤民も近代医療の恩恵を受けることが出来るようになった。30年代に入ると、中国から入ってくる疫病を完全に食い止めることができるようになり、飢饉と疫病によって大量の死者を出していた中国大陸とは天国と地獄ほどの差があった。ことにインドと中国で猛威を振るっていたハンセン病は徹底的には対処され、6000人を収容できる小鹿島厚生園は世界的に有名になった」このように医療制度も全て日本人が作ってやったのである。


 黄文雄は、さらに「朝鮮では、台湾よりも地租が優遇され、産米も逆ザヤ制度が取られ農民は優遇されていた。地下資源の経営は中央政府(朝鮮総督府)の補助で支えられ、歳出は中央政府の15%から20%の補填で支えられていた。日本人の半島への投資は、統治期間総額で80億ドルに達し、台湾よりも大きかった。この結果韓国の人口は倍増した。近代国家は国防費を賄うのが国民の義務だが、日本人は朝鮮人から一銭も徴収しないという特別待遇だった。20世紀の人類史で、朝鮮人ほど過保護を受けて暮らしていた民族はない。戦後の韓国の発展も日米の資本と技術の移転に頼ったからこそできた。第二の国辱と言われた1997年の金融危機もIMFの管理下で、日本が資金を提供したからこそ脱却できた。他力本願、こと対日依存と言うのが、近代以降のこの国の体質になっている」と記している。


 アメリカの歴史家ヘレン・ミアーズは、著書「アメリカの鏡・日本」で「韓国は、古くからの中国の属国で、王家は存在したが、外交は中国の指導を仰いでいた。日本は韓国の独立のために中国、ロシアと戦ったが、第二次世界大戦後の日本人は、自分たちが何のために戦ったかを忘れてしまったかもしれないが、当時日本はとにかく国際慣行を律儀に守り、それに促されて行動した。日本人の総督が韓国の首都で行政権を与えられたのは、すべて韓国政府と締結した条約に基ずく。列強の帝国建設は、日本の韓国併合ほどの合法的手続きを踏んでいなかった」「日本人によって韓国併合後3年間で、現地情報に詳しい外国人の称賛を得るような改善が多くなされた」とコメントしている。ミアーズが語っているように、日本人が韓国を併合したのは、韓国政府の懇願によるのである。


 カナダ人ジャーナリストのフレデリック・マッケンジーがロンドン・デリーメール誌に寄せた記事によると「伊藤博文公は、周知のように日本の最も偉大かつ著名な政治家である。彼の韓国赴任は大変な自己犠牲であった。伊藤公が韓国改善のプランを打ち明けたとき、私の心は躍った。そこには改革、公正、斡旋があった。李氏朝鮮が犯したあらゆる誤りがそこでは救済されるはずであった。公は、『私は、自分が韓国国民と日本国民の間に立って、両者の間に正義の行われるようにするべき立場に立っていると思う』と言明したのである」当時韓国に滞在したラッド宣教師は、「韓国は日本の保護によって新生命、新光明に浴している。高い政治道徳を重んじる進歩的であり、円満である伊藤総監によって、韓国人は暗黒時代から光明時代に導かれ、未開時代から文明世界に進むべく手を取られて進みつつあり、旧来の久しい悪政から逃れ、彼らの生命、財産は確実に保護されつつあって、あらゆる面において、3年間に2倍の進歩を遂げた」と述べ、同じくハリス宣教師は、「私の見るところをもってすると、伊藤公の統治は、最大限の賞賛に値するべきものであり、大満足しております。韓国国民は、今ようやく彼をもって自分たちの友人であることを知って、これを事実の上に現し始めました。過去3年間における韓国の進歩の大きいことは、実に私をして総監統治の最も熱心なる支持者であることを告白せしめます。すべての宣教師、その他の韓国における文明開発の義務を知るものは、著しく伊藤公の政治を支持しなければならないと思います」とコメントした。


 外国人ジャーナリストや宣教師の眼はシビアーなものである。彼らは、新たな外国人(日本人)の統治者が韓国人を虐げないか見守っていたのであるが、彼らは、こぞって伊藤公の政治を、公正、正義、博愛の精神に満ちて、讃嘆するべきものと称え、いずれも伊藤公の政治のファンになり、支持者になっている。またラッド宣教師が言っているように、当時の韓国人が伊藤公の政治に大満足していたことがわかる。日本人によって韓国人は、暗黒時代から光明世界に、未開時代から文明世界に子供が手を取られるようにして導かれたのである。李氏朝鮮時代は、外国人たちが証言しているように、あらゆる不正が蔓延り、一般大衆は生命も財産も保証されていなかったのだ!伊藤公は、日本と同じかそれ以上に韓国を愛し、マッケンジーが語っているように李氏朝鮮が犯したあらゆる誤りを救済し、彼によって韓国人は、李氏朝鮮の久しい悪政から逃れることが出来た。遂に光明を見出すことが出来たのだ。伊藤公は、韓国のために全力を尽くし、福音を韓国人にもたらしたのであるが、韓国人に暗殺された。そして呆れたことに、この近代史における韓国の最大の恩人が、現在韓国の歴史上”最大の敵”、”最大の悪人”として憎まれているのである。そして、卑劣な暗殺者が、韓国の英雄になっている。これほど汚い歴史の歪曲は考えられない。韓国人の測り知れない性格の悪さ、穢れた精神を表している。ねつ造専門の卑劣な豚民族には必ず天罰が下ることを予言しておく。


 1912年から韓国に13年間滞在した在日アメリカ大使の妻で作家のイザベル・アンダーソンは、手記で「寺内総督統治下の韓国では多くの発展があった。これは地元の人と摩擦なしに行われたとは限らないが、その結果は驚くべきものと認めざるを得ない。政府は再編成され、裁判所が確立され、法が見直され、景気が良くなり、交易が増えた。農業試験場が開設されて農業が奨励され、内陸から海岸まで鉄道が敷かれ、港が開設されて灯台が確立された。韓国への日本の投資は、毎年1200万ドルにのぼる」と記しているが、彼女の言う地元の人との摩擦とは、改革に反発する李氏朝鮮の官僚、役人や両班などの旧特権階級との摩擦を指す。


 戦後に大韓民国陸軍師団長、士官学校長、参謀長、メキシコ大使、イギリス大使、日本大使を歴任した崔慶禄は、「日本が、統治時代に韓国に大きな投資を行ったために、韓国が惨めだった状況から一足飛びに近代化したことは、どうしても否定できない事実である。日韓併合後日本人は、鉄道、道路、架橋、用水路、植林、河川整備、堤防、港湾、学校施設の建設をはじめとする大規模な公共工事を始めた。このために、韓国ではそれまで食うや食わずの失業者がひしめいていたが、一般の民衆に仕事が与えられて大いに潤った。日本は、乱脈であった李氏末期の韓国社会を正し、韓国に法治社会をもたらした。日本が韓国を統治した間に一方的に収奪を行ったというのは、事実に反する。今日、日本統治時代を体験した韓国の知識人は、それが事実であることを知りながら、客観的事実を認めるのを拒んでいる。韓国は、日本の力によって短期間の内に西洋の実用主義を定着させ、近代世界に入ることが出来たのだ。日本統治時代になって、初めてまじめに働く多くのものが報いられるようになった。また、韓国の福祉が大きく増大した」と述べている。崔は、戦前の日本統治の真実を知っている者たちが、戦後の卑劣な反日教育、反日プロパガンダに対して反論せず、沈黙していることをはっきり認めている。沈黙している理由は簡単で、真実を語ると、韓国社会からいかなる報復をされるかわからないからである。


 現在韓国の子供たちは、「日本人は、韓国人を収奪し、搾取した」「日本人は、韓国人が単独でできたことを妨害し、抑制した」「日本人は、韓国人の教育の機会を奪い、ハングルを奪い、文盲化を進めた」「日本人は、朝鮮文化を破壊した」「日本人は、韓国人を虐待した」「日本軍は、理由もなく韓国人を虐殺した」と教えられているのだ!崔慶禄の上記の証言は、韓国の歴史教科書に記載する必要がある。崔慶禄の語った内容が、歴史の紛れもない真実であり、現在韓国の歴史教科書に載っていることや韓国政府、韓国メディアが喚いていることは全て真っ赤な嘘だ。韓国人は国民全員で嘘をつきまくっているのであり、韓国人は史上稀にみる薄汚い詐欺民族である。李氏朝鮮の腐りきった汚職政治、腐敗政治から韓国民衆を救い、韓国を法治国家にしたのは日本人である。韓国民衆を収奪し、搾取したのは日本人ではなく韓国人である。日本人が韓国人に収奪と搾取を止めさせたのだ!崔が語っているように、「日本統治時代になって、初めてまじめに働く多くのものが、報われるなった」のだ。それまでは、韓国は暗黒時代だったのだ。ソウル大学の宋栄薫の「韓国人の現在持っている植民地時代の記憶は、教育によってつくられたものである」の記述を思い起こせ。日本人は、韓国人の卑劣な歴史のねつ造と日本人非難、日本人に対する賠償請求の真実を世界中の人々に知らしめ、韓国人が盗人国民であることを満天下に明らかにし、韓国人の穢れた体質について世界中に警鐘を鳴らす必要があるにも関わらず、この点について何もせず、韓国人に言われっぱなしになっている日本の政治家たちは不可解としか言いようがない!


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